めざせ!指人形マスター

9月3日の最終日にウルトラマンフェスティバルへ行って参りました。
仕事のついでということもあって、一人だしクールビズな格好だったのでライブは諦めましたが、久しぶりのウルフェスに池袋駅に降り立ったときから少々ウキウキしておりました。

目的は当然指人形なのですが、久しぶりなので展示も見よう、とチケット売り場で「大人一枚」と1800円を出して入場です。

入口付近ではマックスがこどもたちと写真を撮っていました。おお、ウルフェスだなぁ。
しばらくはジオラマ風の展示が続きます。いつものようにウルトラマン勢ぞろい。
写真を撮る親子連れを避けながらしばらく進むと、いきなり昭和40年代にタイムスリップです。

今回のウルフェスはウルトラマンが始まった頃の世相を振り返る展示がほとんどでした。
"つまらん"というほどではないですが、今のウルトラマンにも光を当てて欲しかった気がします。

売り切れ覚悟で臨んだウルトラデパートでしたが、「白目ウルトラマン（Bタイプ）」だけが売り切れで、ツルギ、ヒカリ、にせメビウスは無事にゲットできました。

展示という意味では期待はずれなウルフェスでしたが、一画に「フレッツ光」コーナーがあり、WEB配信中の「ヒカリサーガ」を２話とも上映していました。
こどもたちに混じってじぃっと見入ってしまいました。

それにしても最近のウルトラマンは40周年ということで今の子供たちに加えてちょうど僕ぐらいの年代の人にもいろいろなアピールをしているように感じます。
しかし出かけていったウルフェスでの親子連れを見ていると、子供たちは熱心なものの、親（特にお父さん）はウルトラマンにあまり興味が無い様子でした。

ある夫婦なんて、子供に頼まれたのか、しきりと指人形の中で「星のついているウルトラマン」を探しています。星といえばジョーニアスか、マニアックなところでチャックかスコットだろうと思っていたのですが、探しているのはなんとゾフィーでした。

他のお父さんなんて、ゾフィーやウルトラマンキングまでもが登場する「ヒカリサーガ｣に眼もくれず、子供が飽きるまでの暇つぶしとばかりに文庫本を読んでいます。

考えてみれば無理も無いかもしれません。いま、5歳の子供を持つお父さんて、30〜35歳ぐらいがおおいのでしょう。
その年代の人がヒーローなどに目覚める頃（やっぱり5歳ぐらい）はレオや80の時代ですから、ウルトラマンにあまり興味がもてなくて当然かもしれません・・・・。

そうそう、白目のウルトラマンBタイプですが、東京駅地下のM78SHOPで入荷予定があるとのことでしたので、取り置きしていただくことにしました。
店員さんが
「確かに指人形1体から通販もしてますけど、送料や現金書留の手数料を考えると・・・・」
と、まるで思いとどまれ、とばかりに説明してくれましたが、
「名古屋から来るより安いんです」
と強引にお願いしてきました。それでも
「もし、こちらにお越しになるついでがあればそのときお渡ししますので」
と付け加えてくれました。
やさしい、店員さんでした。