指人形ピックアップ-仮面ライダーカブト編
2006年の春に、珍しくちびコレバッグ、仮面ライダーキッズ、ソフビコレクションが同時期に販売された「仮面ライダーカブト」ですが、その中から主役であるカブトを取り上げて比較してみました。
大きさはソフビコレクションが一番小さく、仮面ライダーキッズが一番大きいです。
出来栄えは大きさに比例するのか、ソフビコレクションの出来栄えが最もわるい(というより「ひどい」)ですね。デフォルメのバランスこそ考えられていますが、彩色がまったくといっていいほど、されていません。
いろんな角度で見てみましょう。まずは、「仮面ライダー 右向けぇ右!!」
肩口をみていただいても分かりますが、ちびコレバッグが最も細かく彩色されています。
ただ、ちょっとテカリ気味の色づけが気になります。あまりテレビをしっかりと見ていませんが頭部にある短いツノも彩色されているのはちびコレバッグだけですね。
それにしても横から見ると本当にカブトムシです。
では、「仮面ライダー まわれぇぇぇぇ右!!」
ソフビコレクションのひどさがわかるでしょ。
仮面ライダーキッズはかろうじて背中だけ赤く彩色されています。ちびコレバッグはこれでもか、というぐらい彩色がされていますね。
デフォルメが宿命となっている指人形では、仮面ライダーキッズぐらいの彩色がちょうどいいかもしれませんね。
ついでに、「仮面ライダー 左向けぇ左!!」
アップでも確認してみましょうか。まずは「顔にずぅぅぅむ いんっ」
ソフビコレクションのツノの長さは短すぎますが、デザイン上のバランスとして見ると最もまとまっている気がしますね。
なぜか仮面ライダーキッズだけ黒の彩色が省略されています。
次はベルトです。
どのみち、このサイズでベルトを再現するのは難しいのですが、3体ともうまく作り上げていますね。
その中でちびコレバッグは彩色までしてくれていますが、ここまでくるとちょっと「うるさい」感じもしてきます。
最後にソフビコレクションと仮面ライダーキッズの持つ武器(カブトクナイガン クナイモード)を比べてみましょうか。
ソフビコレクションは何故かここだけ丁寧に塗り分けています。
総合的に比較すると、ちびコレバッグは彩色は素晴らしいものの、少々やりすぎな感じがあって、ソフビコレクションは部分的によいところがあるものの、一定の造形レベルで満足してしまっているような気がします。
仮面ライダーキッズは造形、彩色ともにバランスがよく、仮面ライダーを愛する人たちによって作られた、そんな気持ちが伝わってきます。
それはこんなところにもあらわれています。
ソフビコレクションと仮面ライダーキッズには劇場版の仮面ライダー2号がそれぞれラインアップされています。
出来栄えでみると、それほど差が無いような気がしますが、仮面ライダーキッズではきちんと「ベルトの中央が赤く」塗られています。仮面ライダーはこうじゃなきゃね。
そして、最も特徴的なのが背面。
劇場版での仮面ライダー2号は1号を追いかけるショッカーの手先だったわけですが、それを「背中にあるショッカーマーク」が端的に表現しています。
ソフビもキッズもこのマークはつけられているのですが、
このように、彩色する場所が違っています。劇場版の仮面ライダー2号を表現する場合、どちらが適切なのかは言うまでもありません。(ああ、これでベルトさえ赤く塗られていれば・・・)
仮面ライダーキッズ、がんばれ!!
大きさはソフビコレクションが一番小さく、仮面ライダーキッズが一番大きいです。
出来栄えは大きさに比例するのか、ソフビコレクションの出来栄えが最もわるい(というより「ひどい」)ですね。デフォルメのバランスこそ考えられていますが、彩色がまったくといっていいほど、されていません。
いろんな角度で見てみましょう。まずは、「仮面ライダー 右向けぇ右!!」
肩口をみていただいても分かりますが、ちびコレバッグが最も細かく彩色されています。
ただ、ちょっとテカリ気味の色づけが気になります。あまりテレビをしっかりと見ていませんが頭部にある短いツノも彩色されているのはちびコレバッグだけですね。
それにしても横から見ると本当にカブトムシです。
では、「仮面ライダー まわれぇぇぇぇ右!!」
ソフビコレクションのひどさがわかるでしょ。
仮面ライダーキッズはかろうじて背中だけ赤く彩色されています。ちびコレバッグはこれでもか、というぐらい彩色がされていますね。
デフォルメが宿命となっている指人形では、仮面ライダーキッズぐらいの彩色がちょうどいいかもしれませんね。
ついでに、「仮面ライダー 左向けぇ左!!」
アップでも確認してみましょうか。まずは「顔にずぅぅぅむ いんっ」
ソフビコレクションのツノの長さは短すぎますが、デザイン上のバランスとして見ると最もまとまっている気がしますね。
なぜか仮面ライダーキッズだけ黒の彩色が省略されています。
次はベルトです。
どのみち、このサイズでベルトを再現するのは難しいのですが、3体ともうまく作り上げていますね。
その中でちびコレバッグは彩色までしてくれていますが、ここまでくるとちょっと「うるさい」感じもしてきます。
最後にソフビコレクションと仮面ライダーキッズの持つ武器(カブトクナイガン クナイモード)を比べてみましょうか。
ソフビコレクションは何故かここだけ丁寧に塗り分けています。
総合的に比較すると、ちびコレバッグは彩色は素晴らしいものの、少々やりすぎな感じがあって、ソフビコレクションは部分的によいところがあるものの、一定の造形レベルで満足してしまっているような気がします。
仮面ライダーキッズは造形、彩色ともにバランスがよく、仮面ライダーを愛する人たちによって作られた、そんな気持ちが伝わってきます。
それはこんなところにもあらわれています。
ソフビコレクションと仮面ライダーキッズには劇場版の仮面ライダー2号がそれぞれラインアップされています。
出来栄えでみると、それほど差が無いような気がしますが、仮面ライダーキッズではきちんと「ベルトの中央が赤く」塗られています。仮面ライダーはこうじゃなきゃね。
そして、最も特徴的なのが背面。
劇場版での仮面ライダー2号は1号を追いかけるショッカーの手先だったわけですが、それを「背中にあるショッカーマーク」が端的に表現しています。
ソフビもキッズもこのマークはつけられているのですが、
このように、彩色する場所が違っています。劇場版の仮面ライダー2号を表現する場合、どちらが適切なのかは言うまでもありません。(ああ、これでベルトさえ赤く塗られていれば・・・)
仮面ライダーキッズ、がんばれ!!
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