ウルトラ指人形 隊員
 
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ウルトラ指人形 隊員
江戸川由利子
江戸川由利子
(ウルトラQ)
フジ隊員
フジ隊員
(ウルトラマン)
モロボシ・ダン
モロボシ・ダン
(ウルトラセブン)
アンヌ隊員
アンヌ隊員
(ウルトラセブン)
レナ隊員
レナ隊員
(ティガ)
ハヤテ隊長
ハヤテ隊長
(ティガ・ダイナ)
アヤノ隊員
アヤノ隊員
(コスモス)

●商品データ●
メーカー BANDAI 発売年 ****
形 態 **** 価 格 約100円
種 類 **** 所 有 7種
円谷プロ公式Webサイト

ついに隊員たちも指人形になりはじめました。ただ・・・

ダンとアンヌはわかります。レナも久々の(まともな?)ウルトラヒロインなので、ラインアップに入ることも分かります。がしかし・・何故、ハヤテ隊長?と何故、江戸川由利子?

指人形になった隊員たちはこれまでで7人ですが、肝心な主役がたった1人ではないですか!ヒーローや怪獣と違って諸事情で立体化しにくいことは分かりますが、せめて6兄弟(正確には5人か)ぐらいねぇ、何とかしてほしかったですよね。

ラインアップに入っているうちのアンヌ隊員とレナ隊員は、ゴメス、ペスター、恐竜戦車のクリア版と一緒に、雑誌「ハイパーホビー」の企画でセット販売されたものです。本来、セットとして別ページで紹介すべきものですが、2人だけ切り離すのも淋しいし、ダブッて所有していることもあり、ここでも紹介することにしました。

それと、ハヤテ隊長(京本正樹)はウルトラチームの隊長ではなく、ティガとダイナに登場した月面基地ガロアの隊長です。ま、この人が指人形になるのはなんとなく納得してしまいますが・・・


●作品・登場人物データ●
ウルトラQ(1966年、全28話)

怪獣・怪人などが登場する不可思議な事件に万城目淳(パイロット)、戸川一平(助手)、江戸川由利子(報道カメラマン)の3人が遭遇するというパターンを基本としている。この番組のヒットが後のウルトラシリーズにつながっている。
江戸川由利子 不可思議な事件に遭遇する主人公3名のうちの一人で、毎日新報の報道カメラマン。演じたのは桜井浩子。

ウルトラマン(1966年、全39話)

護送中に逃げ出したベムラーを追って地球にやってきた光の国の戦士ウルトラマンは科学特捜隊のハヤタ隊員が乗る小型ビートルと衝突し、ハヤタ隊員を死なせてしまう。責任を感じたウルトラマンはハヤタ隊員と合体し、地球にとどまり科学特捜隊とともに怪獣と戦うことになった。40年以上続く人気シリーズの第一弾である。
フジ隊員 科学特捜隊に所属。フルネームは「フジ・アキコ」で放映当時はカタカナで設定されていたが1996年に「藤明子」と再設定された。主に通信業務を担当していたと考えられるが、自らビートルで出撃することもあった。またメフィラス星人によって巨大化されたこともある。演じたのは桜井浩子。

ウルトラセブン(1967年、全49話)(1994〜、全16作品)

ウルトラマンと異なり、地球を侵略する宇宙人との戦いが多く描かれている。そのためウルトラマンに見られたどこかほのぼのとした雰囲気が一掃され、登場するメカ群やキャラクターなどに軍事色が強い。また、「ノンマルトの使者」に代表とされる重厚なテーマを持つドラマも多く、ウルトラシリーズの最高傑作と評されることも多い。

1994年(平成7年)には正統な続編(すべてのウルトラシリーズを無視したウルトラセブンとしての続編)である『太陽エネルギー作戦』がTV放映された。これは通産省とタイアップした環境問題啓発用の番組だったが、この後次々に作品が製作され「平成ウルトラセブン」(2007年現在で16作品)と呼ばれるようになった。このシリーズでは従来以上の重厚なドラマが展開されている。

平成ウルトラセブンの各作品は次の通り
 『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』1994年
 『ウルトラセブン 地球星人の大地』1994年
 『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』1998年(OVA)
 『ウルトラセブン1999最終章6部作』1999年(OVA)
 『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』2002年(OVA)
モロボシ・ダン ウルトラ警備隊所属。ウルトラセブンが、地球の勇敢な若者「薩摩次郎」の姿を借りて変身したもの。演じたのは森次 晃嗣(当時は森次 浩司)。セブンが地球に来てからウルトラ警備隊に入隊したため隊員の中では一番の新参者だが、劇中では結構おおきな態度で通している。
アンヌ隊員 ウルトラ警備隊所属。他の隊員と同じように警備隊の制服を着て現場にも出るが、本来は医療班。フルネームは「友里アンヌ」。ダンと向かい合う最終回のシーンとはちきれんばかりの制服姿が有名。演じたのはひし美 ゆり子(当時は菱見百合子)。

ウルトラマンティガ(1996年、全52話)

ウルトラマン80から16年ぶりに日本のTVで放映されたウルトラシリーズ。実写だけを数えると第8作となる。ウルトラマンガイアまでの3作品を平成3部作とまとめて捉えることが多いが、これは3作に登場するウルトラマンが、他の星から来て地球を守るものではなく、人間が「光」(ティガで言えば太古から受け継がれてきた守護の光)によってウルトラマンに『変身』するという共通点を持つからである。
物語は東北地方で「ティガのピラミッド」が発見されたことから始まる。ピラミッドの中には石像が3体格納されていたが、そのうち2体は出現したゴルザとメルバに破壊されるが、残る1体が主人公であるダイゴと融合しウルトラマンティガが誕生する。
今までに無いウルトラマンのデザイン、CGの多様、ウルトラマンのタイプチェンジなど従来のウルトラシリーズと一線を画したものであり、放映当初はいろいろな意見が出ていたが、今となっては、ウルトラシリーズの復活にふさわしい番組だったと言えるだろう。
レナ隊員 GUTS所属。フルネームは「ヤナセ・レナ」。日本のTVシリーズにおいてエースパイロットとして登場した初めての女性隊員。また主人公であるマドカ・ダイゴ=ウルトラマンティガとの恋愛が真正面から描かれ、映画をはじめとする後日談では結婚して子供ももうける。演じたのは吉本多香美で実の父親がハヤタ役の黒部進であることから親娘でウルトラ、と話題になった。
ハヤテ隊長 フルネームは「ハヤテ・シン」。月面基地ガロワの隊長。イルマ隊長と同期の親友で、剣道の達人でもある。後にTPCコスモアドベンチャー部隊の隊長になる(ダイナにも登場)。演じたのは京本正樹。

ウルトラマンコスモス(2001年、全65話)

M78星雲人かどうか不明であるが、久しぶりに宇宙人としてのウルトラマンが登場する作品。最初に劇場版として「ファーストコンタクト」から始まり、TVシリーズが放映。ちょっとした事件を経てTV放映中に劇場版第2弾。TV放映が終了してから完結編となる劇場版第3弾の作成、と非常に意欲的な取り組みを見せた。
あわせて、怪獣というものを「倒すもの」から「保護するもの」と視点を変えて捉えたことによって、ウルトラマンと人間のそれぞれが持つ強さをうまく表現できた作品であったと思う。個人的にはウルトラマンシリーズのひとつの到達点であるとさえ思っている。なにせ、絶対的存在であったウルトラマンが人間「ムサシ」のやさしさに「真のヒーローのあり方」を教えられるのだから。
アヤノ隊員 チームEYES所属。フルネームは「モリモト アヤノ(森本綾乃)」。チームの中では最年少であるが、入隊に関してはムサシより10ヶ月先輩に当たる。ムサシ=ウルトラマンコスモスを深く信頼している。前線で戦う姿はあまり見られない。演じたのは鈴木 繭菓。



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