ここでは、各シリーズから「にせもの」を選んでまとめてご紹介します。厳密に言えばイーヴィルティガ、カオスウルトラマン、シャドーなど、敵として登場するウルトラマンはにせものではありませんが、怪獣のジャンルに入れるのも抵抗があるのでここにいれています。
残念ながら、エースロボットや妄想ウルトラセブン、にせアストラなど指人形になっていないものもあります(ウルトラキーを持たせたにせアストラを指人形化してほしかったなぁ)。にせウルトラマンについては、目の彩色のバリエーションを見つけましたので複数掲載しています。にせメビウスは劇場版に登場します。ザラブ星人が変身するという、じつに久しぶりの正統派?にせものです。
2009年と2010年の劇場版には光の国の住人(つまりウルトラ戦士)でありながら悪の心にとらわれたウルトラマンとして「ウルトラマンベリアル」が登場しました。これもまた「にせもの」ではありませんが、他にジャンルわけもできないのでここに含めています。ちなみに赤いマントをまとっている方は2010年公開劇場版の前売り特典です。
このベリアルについてはアーリースタイルまで出てしまいました。ますます「にせもの」に入れにくくなっています。なんか新しい分類を考えねば…
2013年になってウルトラマン列伝の中で放映されていた「ウルトラゼロファイト第二部」でベリアルが復活しました。といっても魂だけの状態で最初はアーマードダークネスに憑依し「カイザーダークネス」となり、次にウルトラマンゼロの身体をのっとって「ゼロダークネス」となります。このゼロダークネスがかっこいいですね。やっぱりあいつは悪役顔だったんだなあと改めて思いました。
2017年のウルトラマンジードにはベリアルの遺伝子を受け継ぐウルトラマンという設定でラスボスとして当然ベリアルが登場します。その最強の姿がアトロシアスです。これは2018年の正月イベントで限定販売されました。
「ウルトラヒーローズEXPO2024 サマーフェスティバル」では5種の指人形が発売されました。そのうちの一つがクリアパープルです。不気味だけどきれいです。
メビウス以来、久しぶりにTVシリーズとして復活した「ウルトラマンギンガ」は、すべてのウルトラ戦士・怪獣が謎の力によってソフビにされてしまった世界が舞台です。ソフビになったウルトラ戦士・怪獣にギンガスパークを使ってライブすることで、巨大化し使用者と一体化するのですが、邪な気持ちを持つ人がダークスパークでライブするとたとえウルトラヒーローといえども「悪の姿」になってしまいます。その中で登場したのが、ティガダーク、ウルトラマンダーク、ウルトラセブンダークでした。ウルトラマンダークについては体のラインも本物?とは異なり、バランスが微妙に違っているのですが、指人形は単なる色替えです。この登場回のタイトルは「漆黒のウルトラ兄弟」だったのですが、その名のとおり指人形もつややかな黒に仕上げられています。
2014年のウルトラマンフェスティバル開催時にウルトラマンタロウダークが発売されました。でもこれは映像とは全く関係ないんですね。ウルトラマンギンガ劇場スペシャルの第二弾に黒いウルトラマンタロウが登場しているのですが、あれはゲーム作品に登場した「カオスロイドT」でしたから。
2018年のウルトラマンR/Bにはウルトラマンオーブダークが登場します。現段階では詳細は不明なのですが、TVシリーズのオーブがそのままダークになったわけではなさそうです。クリアブラックについては2018のウルフェスで販売されましたが、同時に通常版も発売されました。単なる色がえとはいうものの、主人公を差し置いての販売とはいかがなものでしょうかねぇ。
そのウルトラマンR/B劇場版に登場したトレギアが次作の「ウルトラマンタイガ」へレギュラーな悪役として登場しました。今回もクリアバージョンがウルフェスで先行販売されています。イメージに合った良い色ですね。最近の傾向からみて、手抜きな彩色されるぐらいなら、こちらのほうが良いかも…。と言っている間に通常版が販売されました。なかなか良いですね。
さて、2022年のフェスでウルトラウーマングリージョダークネスが販売されました。これは「闇落ちしたグリージョ」ではなく、他のダークネス同様に「生み出されたもの」です。もともとライブでの登場だったのですが、ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突にて映像に登場しました。
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