【考察】
ウルトラメカといえばウルトラシリーズのもう一人の主役と言える。特に昭和にウルトラマンを見続けてきた世代から言えば、ジェットビートルの見飽きないフォルム、ウルトラホークの(当時は斬新だった)合体機能、マットアローのしびれるようなカッコいいフォルムは今でも鮮明に思い浮かべることができる。 ウルトラマンA以降の戦闘機類は「考えすぎなフォルム」だったり「ありえない形状」だったりと個人的にではあるが、どうにも気に入らない。特にウルトラマンタロウのメカ類にいたっては見ていて恥ずかしくなるぐらいだった。 平成に入って復活したウルトラマンティガではガッツウイングというメカを登場させ、アタックチームの象徴としていたが、残念ながらCGによる演出が鼻について、どうにも心に響いてこない。やはりウルトラメカはCGで動かすのではなく、模型をワイヤーで操演してもらいたかった。 その後、ガッツイーグルの合体機能や、ガイアのコンテナ・ビークル、メビウスのガンフェニックスなど、様々なアイデアが登場してくるが、「玩具」としての第一義が透けて見えてしまい、どうにも気持ちが乗らなかった。 |