【ウルトラマンギンガ】
ウルトラマンギンガは「新ウルトラマン列伝」の中で放映された新しいウルトラマンです。第一期では降星町という限定された舞台の中で、悪の力でソフビにされてしまったウルトラ戦士、怪獣たちの力を得ながら謎のウルトラマンであるウルトラマンギンガが戦うという、全11話、劇場スペシャル2話、番外編1話のストーリーです。全身にクリスタルのある意欲的なデザインのウルトラマンでしたがストーリー展開がこじんまりしている上に不整合なところがどうも気に入りませんでしたね。第二期では新たな悪の組織、地球の防衛組織、地底人類の守り神である新たなウルトラマンが登場して従来のウルトラマンに近いストーリーが展開しています。その中でウルトラ六兄弟の力を得てパワーアップしたのがギンガSです。
そして2015年の劇場版「劇場版ウルトラマンギンガ 決戦!ウルトラ10勇士」に登場するのがウルトラマンギンガビクトリーです。レジェンド、サーガに続くウルトラマン同士の融合によって生まれた姿です。
また2015年4月から「新ウルトラマン伝説」の中で「ウルトラファイトビクトリー」というミニ番組がスタートしました。ここでウルトラマンヒカリからもらった「ナイトティンバー」でパワーアップしたのがビクトリーナイトです。ビクトリーはもともと「ギンガS」の中での第2のウルトラマンでしたから、冒険的なデザイン(最近は青とか黒が基調の場合が多いのですが)だったので、ウルトラマンらしさがなかったのですが、パワーアップして青っぽくなってからますますウルトラマンらしくなくなりましたね。常に武器を持って戦うというのもちょっと違和感があります。
「ウルトラヒーローズEXPO2023 サマーフェスティバル」では5種の指人形が発売されました。フェス限定、といいたいところですが、通販でも(セットのみ)各ショップでも購入できるようになっています(ショップの実際の入荷状況は不明ですが)。日常生活の範囲内にショップはありますが、入荷状況に不安があったので今回は通販といたしました。その一つがここで紹介している「ウルトラマンギンガ10th記念(レインボーラメver.)」です。ラメっていうのがすごいですね。シルエットクイズに使えそうなぐらい元の形が想像できません。
「ウルトラヒーローズEXPO2024 サマーフェスティバル」では5種の指人形が発売されました。その中の一つがビクトリーのクリアブラックverでした。なぜ今頃?という感じはします。
【ウルトラマンエックス】
2015年7月から「新ウルトラマン伝説」の中で「ウルトラマンエックス」がスタートしました。スパークドールの設定をいかし過去の怪獣たちが登場しますが、ウルトラマンはいなかった世界のようです。今回のウルトラマンは異星人のようですが戦いの中で自らの身体をデータ化せざるをえず、地球人の「大地」が持つデバイスに常駐することとなりました。この大地の身体を使って実体化するわけですが、今までにない設定ですね。さらに番組内での怪獣との対峙方法、各隊員の描き方などといも好感のもてるウルトラマンになっています。地球文化に疑問を持ちつつ空気を読み切れないエックスがことあるごとに大地へ話しかけるというのも今までのウルトラマンの概念を覆すものになっていて面白いです(スタンダードになってほしくはないですが…)。ぜひ各アーマーを装着した姿を指人形化していただきたいですね。ちなみにユナイトブルーVer.は2015ウルフェスの限定発売版です。
このエックスはパワーアップして「エクシードX」となるのですが、TV放映に登場してしばらくしてから指人形が発売されました。しかし、その出来栄えは悲しいほどひどいです。確かにボディは銀色をベースに虹色が配色されているという、若干地味目ではありますが、だからといって整形色のまま(としか見えない)というのはいかがなものでしょうか。新怪獣もまったく指人形化されませんし、このままウルトラ指人形も終わってしまうのでしょうか。
【ウルトラマンオーブ】
2016年の新ウルトラマンは「ウルトラマンオーブ」です。二人のウルトラマンの力を借りて、それらが融合した姿となって戦います。最初はいかがなものかと思いましたが、うまくデザインを考えてあり、作品としても謎めいた感じもあってまあまあ面白く見ています。それよりも感動したのは「ウルトラマン列伝」の中での放映ではなく、「ウルトラマンオーブ」というタイトルの番組として放映されている事です。メビウス以来ですね。指人形ですが、ユナイトブルーVer.は2015ウルフェスの限定発売版で、通常版よりも先に販売されました。それにしても放映当初から3タイプのウルトラマンがでているのに指人形化されたのは1体だけ…寂しいですね。
このウルトラマンオーブ中盤にはもともとの姿である「オリジン」が登場しました。地味とかいろいろ言われてますが、それよりも体に不釣り合いな剣(オーブカリバー)の不細工さが気になります。そして放映もクライマックスを迎えたころにいつも通りの映画情報がでてその前売り特典(親子券)にオリジンの指人形が付きました。キラキラVerでしたが、はやく通常版をSHOPで発売してほしいです。それと残りの3タイプも…。
…といっている間に、オリジンの通常版が発売されました。あわせてAmazonオリジナルの「ウルトラマンオーブ ジ・オリジン・サーガ」からザ・ファーストもあわせて発売されました。といっても単なる色替えですが。2017年の3月には新フォームが登場するので指人形新作への期待が高まりますが、残り3タイプの指人形化は期待薄ですかねぇ…。
赤クリアのオーブは「ウルトラヒーローズEXPO2017」という東京ドームシティで開催された年末年始にかけてのイベントで発売された限定版です。
クリアパープル ホワイトパールver.は放映5th記念としてコスモス、メビウスとともに2021年10月に発売されました。値段は一つ275円(税込み)します。
【ウルトラマンジード】
2017年の新ウルトラマンは「ウルトラマンジード」です。なんとウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐウルトラマンです。ベリアルの「息子」なんて言い方もされていますが、「遺伝子を受け継ぐ」という説明にゼロとの違いを感じますね。ベリアルが登場するからには当然、ゼロも登場してきます。ジードの先輩格または兄貴という関係になっていますが、なんといってもジードに変身するのが濱田龍臣。「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」でのナオですから、ゼロとは再びの競演ですね。ジード自体は二人のウルトラマンの力を閉じ込めたカプセルを使い融合体のようなスタイルとなって戦います。オーブのようにオリジナルな姿もあるのでしょうか…。
指人形ですが、ウルフェスの開催にあわせジードとスカルゴモラの通常バージョンが発売されました。同時に会場限定で「ウルトラマンジード プリミティブ クリアレッドバージョン」「スカルゴモラ クリアグリーンバージョン」「ウルトラマンゼロ ビヨンド クリアパープルバージョン」「ウルトラマンジード ソリッドバーニング クリアイエローバージョン」が期間を変えて発売されました。久しぶりにまとまったクリアの発売ですが、既存の指人形をクリアにするのではなく、新作として発売するというスタイルは変わりませんでした。ただソリッドバーニングはどう考えても赤だろうと思うのですが…
その後、毎年恒例の劇場版前売り券にブルークリアが、そしてお正月のイベント限定でロイヤルメガマスター(ゴールドクリア)が発売されました。通常版もほしいところですが、放送も終了していますし、難しいでしょうねぇ。
さらにその後に通常版が発売されましたが、ひどい出来栄えですね。昔の単色指人形のようです。
【ウルトラマンR/B】
2018年の新ウルトラマンは「ウルトラマンR/B」です。兄弟で協力しながら戦うウルトラマンということで、宣伝されていましたが「ウルトラ」と「兄弟」はセットですからねぇ。本当の兄弟といってもレオとアストラがいますし…。同時に変身という意味では「新しい」んでしょうね。いっそのこと「兄妹」だったら面白かったのでしょうが、玩具ターゲットとして無理なんでしょうねぇ…。指人形ですが、クリアバージョンはウルフェスで販売されました。通常版は1か月遅れで発売されました。そのとき、同時にすくい人形が手に入ったので比べてみたのですが…。指人形の惨敗ですね。
ところで番組後半から登場した、二人が合体して誕生するウルトラマンループの指人形が、ウルトラヒーローズEXPO2018でやっと販売されました。通常版は2019年になってから発売されましたが、劇場版限定で登場するウルトラマンたちの指人形が待たれますね。
と言っている間に指人形が発売されました。まさかの兄妹登場でしかも三体合体。まいりました。
|