【ウルトラマンメビウス】
メビウスはウルトラシリーズ40周年の記念作品で、ここから今までのウルトラ作品の世界観を(無理やりにでも)統一していこうという動きが始まります。最近のウルトラマンの例に漏れず様々なタイプチェンジをしていきますが、さすが記念作品だけあって、すべて指人形化されました。
メビウスのクリア オレンジパールver.は放映15th記念としてコスモス、オーブとともに2021年10月に発売されました。値段は一つ275円(税込み)します。また彩色が前面だけ吹き付けて合って変な感じです。
【ウルトラマンゼロ】
ウルトラマンゼロは2009年に公開された劇場版から登場します。セブンの息子ということですがアイ・スラッガーが2本(ゼロ・スラッガーというのですが)あったり、体色のほとんどが青だったりと、どんなお母さんなんだろうという方が気になってしまいます。ちなみにブレスレットを掲げているものは、2010年12月に公開される劇場版の前売り特典で、体にごてごてとメカがついているのが劇場版に登場するウルティメイトフォースゼロです。
やや薄い金色(シャンパンゴールドというそうですが)は2011年4月にM78Shopで一定以上の金額(1600円だったかな)の買い物をした人にプレスシートと一緒にプレゼントされたものです。そしてゼロは「ウルトラマン列伝」という過去のウルトラシリーズを振り返る番組の進行役を務めるようになり、2012年の映画でダイナ・コスモスと競演ばかりか融合を果たしてウルトラマンサーガとなった後、ダイナ・コスモスの力を受け継いでタイプチェンジするようになります。
その後、ウルトラゼロファイト第二部で復活したベリアルに身体をのっとられ、仲間たちをすべて失ったゼロは不屈の精神力と奇跡の力でベリアルを追い出し、シャイニングゼロとして復活します。今までのウルトラマンにはないラインと配色で、これもまた今までにない力を発揮してベリアルを倒し仲間たちを復活させます。劇中で書かれた状況ではこの力を意識的に制御できるものではなさそうですが、ゼロのパワーアップもこれが最終でしょうか。はじめてこのシャイニングゼロのデザインを見たときには「なんじゃこりゃ」と思ったのですが、劇中でみると要するにゼロを金ぴかに輝かせたかったようですね。つまり「リアルグリッター」という感じでした。
その後、いろいろなウルトラシリーズにもゲスト出演してきましたが、ジードでレギュラーとなり、さらなるパワーアップを遂げます。また、クリアブルーについては2020のEXPOで発売されたものです。
さらに2020年のウルトラマンZが(自称)「ウルトラマンゼロの弟子」ということもあってゼロからもらったマントをつけてちよっとだけ登場しました。クリアブルーについては2021のEXPOで発売されたものです。
「ウルトラヒーローズEXPO2023 サマーフェスティバル」では5種の指人形が発売されました。フェス限定、といいたいところですが、通販でも(セットのみ)各ショップでも購入できるようになっています(ショップの実際の入荷状況は不明ですが)。日常生活の範囲内にショップはありますが、入荷状況に不安があったので今回は通販といたしました。その一つがここで紹介している「ウルトラマンゼロ(ワイルドバーストver.)」です。このスタイルは「ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突」で登場したものですが、画面で見ているときには「ストロングコロナか」ぐらいにしか思いませんでしたが、別形態だったんですね。企画段階でのゼロのデザインを応用したもののようですが、なんにも違和感がありません。
また、「ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ」での指人形としてビヨンドのグリッターが発売されました。これは「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ(NGH)」で登場したモードです。
「ウルトラヒーローズEXPO2024 サマーフェスティバル」では5種の指人形が会場と全国のショップ・通販で、そして会場限定で1種が発売されました。この限定1種がゼロです。ただこれがウルティメイトのゴールドVerなのは良いとしても、よくわからない岩の上に乗っていて「ジオラマver.」と名付けられています。そして値段は他と一緒。なんなんだろうなぁ。そして、岩に乗っていないウルティメイトと比べたら、指人形自体の大きさは一緒だけれど、内部がちがうという…。素材の色なのでしょうか、これもよくわからないです。
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