劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』は2000年3月に全国松竹系で公開されたもので、再編集版以外のオリジナル映画としては初めて複数のウルトラマンが登場しない映画である。
物語の舞台は、ティガが光を失ってからウルトラマンダイナが登場するまでの(劇中での)7年間におこった出来事とされ、劇中にはダイナの主要人物が、スーパーGUTSに入隊する前の姿をさりげなく見せる。ストーリーは、ティガの戦いが終わって2年後、新たな石像が3体発見されたことに始まる。この3体は闇の性質を持っており、復活した3人(ダーラム、ヒュドラ、カミーラ)からティガも本来は「闇のものである」と告げられる。
3人のうちの一人である「カミーラ」に闇のスパークレンスを渡されたダイゴがティガに変身したとき、その姿は闇のものとしかいえない黒い姿だった。ティガは3人と戦いながら徐々に光を取り戻していく。 |