仮面ライダーカブトは2006年に放映された平成仮面ライダーシリーズ第7弾。隕石の中に潜んで飛来した地球外生命体「ワーム」とライダーとの戦いを描く。今回のライダーはワームを殲滅するために組織された「ZECT」(ワームの別種族であるネイティブと地球人類が共同で設立した組織)によって開発された「マスクドライダーシステム」を身に着けて変身する。全体に昆虫がモチーフとなっていて、ライダーも「マスクドフォーム」から「ライダーフォーム」へと「キャストオフ(脱皮)」する。また、戦闘ではクロックアップと呼ばれる「超高速移動」をはじめとして「時間」が強く意識されている。ストーリーで言えば「ワーム」vs「ZECT」という単純な構成に見えるが、ZECTに属さずネイティブとの共存を願う主人公、ZECT所属のライダー、全人類の支配をもくろむネイティブなどそれぞれの思いが交錯して複雑に展開していく。 |
仮面ライダーカブト |
「仮面ライダーカブト(2006)」に登場。 天道総司がカブトゼクターによって変身する。今回のライダーは、「マスクドフォーム」に変身したのち、「キャストオフ」によってアーマー状のものを吹き飛ばして「ライダーフォーム」に変身する。カブトエクステンダーはカブトの専用バイクで、こちらも「マスクドモード」から「エクスモード」へ変形する。 |
仮面ライダーザビー |
「仮面ライダーカブト(2006)」に登場。 ZECTがシャドウの指揮官兼カブトの抹殺任務に就かせたマスクドライダー第2号。変身するのは「ザビー資格者」で矢車想、加賀美新、影山瞬と変遷している。 |
仮面ライダー1号 |
「劇場版 仮面ライダー THE FIRST(2005)」に登場。 旧来のTVシリーズよりも原作漫画を意識した映像化が行われている。またTV版とは逆に「力の1号」と呼ばれる。ただし、今回の劇場版では一度ショッカーによる洗脳が完了していて、ふとしたことから洗脳がとける、といった展開になっている。演じているのは実写版セーラームーンの「古幡元基」役で有名になった黄川田将也 |
仮面ライダー2号 |
「劇場版 仮面ライダー THE FIRST(2005)」に登場。 旧来のTVシリーズよりも原作漫画を意識した映像化が行われている。またTV版とは逆に「技の2号」と呼ばれる。今回は原作版と同様に裏切り者である1号を抹殺するためにつかわされるが、愛する女性を守るためにショッカーと戦うことになる。演じているのはウルトラマンガイアに登場した「アグル=藤宮博也」役で有名になった高野八誠。 |
仮面ライダー装甲響鬼 |
「仮面ライダー響鬼(2005)」に登場。 新たに開発された装甲声刃によってパワーアップした姿。 |