仮面ライダーは第1作が1971年に放映された(キャラクターデザインは石ノ森章太郎)。昆虫をモチーフにした異形でしかも様々な悲しみを背負ったヒーローであったにもかかわらず「変身ポーズ」が子供たちの心を捉え、等身大ヒーローの代表として認知されるようになった。1980年までは毎年製作され、合計で9人のライダーが登場し、雑誌展開された10人目の仮面ライダーZX(ゼクロス)とあわせて『10人ライダー』として認識されている。
その後、TVシリーズ、オリジナルビデオ、劇場版などで新作が単発で発表されてきたが、2000年の「仮面ライダークウガ」以来、毎年製作が続けられている。ただし、各作品の世界観は継続されておらず、80年までのような「○人ライダー」という捉え方はされていない。また、2000年以降のライダーシリーズではライダーのタイプチェンジや一作品に複数のライダーが登場することで、一気にキャラクターの数が増えている。 |
仮面ライダーシン |
「OVA 真・仮面ライダー 序章(1992)」に登場。 バイオ技術でバッタの遺伝子を注入された「改造兵士」を採用し、大人向けライダーを目指して製作されたが続編が作成されることは無かった。このような設定であったため、仮面ライダーシンという名前も後になって他のライダーと区別するためにつけられたものである。 |
仮面ライダーBLACK RX |
「仮面ライダーBLACK RX(1988)」に登場。 前作の主人公であった光太郎が、体内に埋め込まれたキングストーンの力で新しい姿に生まれ変わり、クライシス帝国と戦う。このキングストーンによって「ロボライダー」や「バイオライダー」という違う姿に二段変身することも可能だが、これらの設定は当時は不評であった記憶がある。 前作と異なりZXまでを含めた10人ライダーが番組内で競演する。 |
仮面ライダースーパー1 |
「仮面ライダースーパー1(1980)」に登場。 自ら志願して惑星開発用改造人間に改造された沖一也が、スーパー1を我が物にしようとする暗黒国家「ドグマ王国」と戦う拳法を操るライダー。自ら志願して改造されたり2種類のバイクを使い分けたりと、他のライダーに比べて「リッチで悲壮感がない」という批評を受けたりもする。 また、他のライダーと共通の世界観ではあるが番組中に他のライダーが客演したことはない。 |
仮面ライダーナイト |
「仮面ライダー龍騎(2002)」に登場。 コウモリ型モンスター・ダークウイングと契約したライダーで、秋山蓮が変身する。 |
仮面ライダー龍騎 |
「仮面ライダー龍騎(2002)」に登場。 「ミラーワールド」を舞台に13人のライダーが善悪入り乱れて戦う異色の作品。龍騎は城戸真司が変身するドラゴン型モンスター・ドラグレッダーと契約したライダー |
仮面ライダーゾルダ |
「仮面ライダー龍騎(2002)」に登場。 バッファロー型モンスター・マグナギガと契約したライダーで、北岡秀一が変身する。 |
仮面ライダーアギト |
「仮面ライダーアギト(2001)」に登場。 津上翔一が変身ベルト・オルタリングにより変身する。今回収録されているのは全フォーム中最強のパワーを持つもののパワー制御が不安定な「バーニングフォーム」、アギトの最強形態である「シャイニングフォーム」。 |