仮面ライダーは第1作が1971年に放映された(キャラクターデザインは石ノ森章太郎)。昆虫をモチーフにした異形でしかも様々な悲しみを背負ったヒーローであったにもかかわらず「変身ポーズ」が子供たちの心を捉え、等身大ヒーローの代表として認知されるようになった。1980年までは毎年製作され、合計で9人のライダーが登場し、雑誌展開された10人目の仮面ライダーZX(ゼクロス)とあわせて『10人ライダー』として認識されている。 |
仮面ライダー1号 |
「仮面ライダー(1971)」に登場。 悪の組織ショッカーに捉えられ改造された本郷猛が脳改造をされる前に脱出し、ショッカーと戦う。途中で2号ライダーと交代するが、後に体色が明るくなり、パワーアップして帰ってくる。 |
仮面ライダー2号 |
「仮面ライダー(1971)」に登場。 一文字隼人が変身する。1号ライダーの後を継いでショッカーと戦うが、1号ライダーが復帰した後は南米に旅立つ。その後パワーアップし体色を変えて1号とともにダブルライダーとしてショッカーと戦う。 |
仮面ライダーV3 |
「仮面ライダーV3(1973)」に登場。 デストロンに家族を殺された風見志郎が、ダブルライダーによる改造手術を受けて仮面ライダーV3に変身する。 |
仮面ライダーX |
「仮面ライダーX(1974)」に登場。 深海開発用改造人間(カイゾーグ)に改造された「神 敬介」が変身して謎の秘密組織ゴッドと戦う。他のライダーと違いアイテムを使って変身したり、ベルトに組み込まれたライドルという道具を武器にしたりと当時では斬新な設定がなされた(クウガ以降のライダーではあまり珍しいものではないが・・)。また番組後半にはアイテムではなく「大変身」という掛け声とともにポーズをとりながら変身するようになった。「五人ライダー対キングダーク」というオリジナルストーリーの劇場版も製作されている。 |
ライダーマン |
「仮面ライダーV3(1973)」に登場。 デストロンの科学者であった結城丈二はヨロイ元帥の策略で右腕を失う。右腕の改造手術と強化服でよみがえった彼はヨロイ元帥への復讐を誓う。その後デストロンが悪の組織であることを知りV3の仲間となる。ライダーマンが仮面ライダー4号の称号は、彼が最終兵器プルトンロケットに乗り込んで自爆し、自らの命と引き替えに東京を救った際(後に生還)、V3から送られたもの。 |
こうもり男 |
「仮面ライダー(1971)」に登場。 ショッカーの改造人間。 |
くも男 |
「仮面ライダー(1971)」に登場。 ショッカーの改造人間。 |
ショッカー戦闘員 |
「仮面ライダー(1971)」に登場。 悪の組織ショッカーの戦闘員で写真で紹介しているのは後期に登場する「黒強化戦闘員」である。片手をあげて「イー」と叫ぶポーズが有名。 |