デスノートは、週刊少年ジャンプに2003年12月から大場つぐみ:原作、小畑健:画で連載されました。緻密な構成とアップテンポな展開、そして美しい作画で一躍人気となったのですが、2006年の映画化、アニメ化で一気に火がついた感じです。 この指人形はストーリーの後半でキラ(夜神月)と対決するニアが使っていたもので、おそらく自作と思われるいくつかの中から5体だけが、商品化されました。商品化、といってもデータブックである第13巻の初回限定特装版の特典ということで指人形だけの販売はされていません。 さて、指人形ですが、キラ、第二のキラ、L、メロ、ニアのラインアップで漫画を担当した小畑健が徹底的に監修したもののようです。コミックスではちらりとしか出てこなかったメロの指人形も細かいところまで作りこまれています。ニアとメロは同じ施設で育ち、Lの後継を争うライバルですからLも含めて、指人形の作者とされるニアは本人の特長を指人形で表現しています。 第二のキラ(弥 海砂)の指人形は、ニアに軟禁されてから登場していますので、これもニアが弥 海砂本人を見て作ったのだろうと思います。キラについては作成された時点で、ニアは顔を知らないことになっていますので、物語の冒頭に月がLに対してやって見せた「キラのプロファイリング」に近い「裕福な子供」をイメージしているのかも知れません。 |