2005年5月に公開され、『He's back up?(彼は脇役だろ?)』の名キャッチコピーで知られるのが【交渉人 真下正義】。主役を務めるのはTVシリーズと同じ“ユースケ・サンタマリア”である。真下正義は日本初の犯罪交渉人であるが、今回はテロリストに乗っ取られ、地下鉄の中を暴走する最新鋭実験車両を見事な交渉で食い止めるまでの活躍を描く。 一方、2005年8月に公開されたのが【容疑者 室井慎次】である。こちらもTVシリーズと同じ“柳葉敏郎”が演じている。室井は警視庁刑事部捜査第一課管理官 警視正であり、様々な事件の指揮をとる立場にあるが、とある警察官がおこした事件をきっかけに、警察庁トップの座をあらそう権力闘争に巻き込まれて容疑者にされてしまう。 「踊る大捜査線」というヒットドラマがあったとはいえ、どちらの作品もキャラクターの魅力をうまく生かした傑作として評価が高い。なお、これらのスピンオフ作品は「THE ODORU LEGEND CONTINUES(踊るレジェンド)」としてまとめられ、他に「弁護士 灰島秀樹」「逃亡者 木島丈一郎」等がある。 |