発売される指人形のタイトルは大きく変わりましたが、「ゴジラ総進撃」「ゴジラ総攻撃」でみられた、"ゴジラのいる情景の指人形化"というのが、今回のシリーズではっきりと打ち出されました。題材は、初代ゴジラから2003年のゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOSまでの映画のワンシーンです。 数えてみると、全15種のうち、6種類のバトルシーン、2種類の建物破壊シーン、2種類の協力シーンが明らかな情景の再現で、さらにスペースゴジラも情景の再現といえないこともないですから、総計11種類でそれが行われていることになります。 100円でここまでを再現するのは、さすがBANDAIと素直に感心します。「ゴジラとビオランテ」「ゴジラとバトラ」なんて、"よくぞここまで"の一言です。ただ、あまりやりすぎると「指人形とはいえない」ものになりそうな気がして残念です。ま、メーカーでの分類として、この商品は指人形ではなく単なる穴あきソフビなのかもしれませんが・・・。この商品はセット買いが出来なかったので、コンビニとスーパーを3軒はしごしてコンプリートしました。ブラインドボックスだった割にはダブりもほとんどなく集められたのは奇跡に近いです。 このシリーズには続きがあり、雑誌「ハイパーホビー」の2004年1月号に「機龍2003 ガンメタバージョン」が特別付録として同梱されました。機龍2003の色換えなのですが、これを含めて全16種ということになります。 さらに、GAMEBOY ADVANCEのソフトである「ゴジラ 怪獣大乱闘 アドバンス」の限定版にゴジラ、モスラ、機龍のクリア版が同梱されていました。ゴジラが緑クリアになっていますが、他は通常のクリアに一部彩色が施されています。もうすこし良作のゲームなら買ったんですけどねぇ・・・・。 |