ゴジラ |
ゴジラは肉食獣を思わせる飛び出た口元、特徴的な背びれ、長い尾が特徴であるが、登場作品ごとに形状や大きさが微妙に異なり、「モスゴジ」などに代表されるニックネームがそれぞれにつけられている。総じて昭和の作品(ゴジラが人類の味方だった時代)は丸っこい形状で、平成以降の作品(人類の敵として描かれたゴジラ)はとがったデザインが多く用いられている。
(ゴジラ全シリーズ) |
新メカゴジラ |
人類がゴジラに対抗すべく23世紀の技術力を導入して製作した搭乗型ロボット。
「ゴジラVSメカゴジラ」(1993) |
モスラ幼虫 |
インファント島の出身とされる。口から糸をはき、相手の動きを封じるほか尻尾などに噛み付いて攻撃する。
「モスラ」(1961)
「モスラ対ゴジラ」(1964)
「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964)
「怪獣総進撃」(1968)
「ゴジラVSモスラ」(1992) |
バトラ成虫
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バトルモスラを略してバトラと呼ばれると言われるように、守護を目的とするモスラに対して破壊を目的としたモスラの亜種である。ただしいずれも地球の意思によって生み出されたものとされ、決して対立するものではない。劇中でも最初はモスラと戦うが、後に協力してゴジラと戦っている。
「ゴジラVSモスラ」(1992) |
新キングギドラ
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未来の地球でブームとなっている愛玩動物といわれる3匹の「ドラット」が、マーシャル諸島のビキニ環礁核実験の放射能の影響により合体、巨大化したもの。未来人の特殊音波によって操られている。
「ゴジラVSキングギドラ」(1991) |
新ラドン (ファイヤーラドン) |
プテラノドンが変異したもの。ゴジラザウルスの卵を托卵されたまま眠りについていたため、ラドンになった後でもその卵を護っている。そのため卵に反応して登場したゴジラと戦い敗れてしまうが、ファイヤーラドンとして復活し、メカゴジラと戦う。
「ゴジラVSメカゴジラ」(1993) |
アンギラス
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初登場時はゴジラと戦うものだったが、再登場から一貫してゴジラの子分となってしまった。そのためか再登場からは顔つきもかわり、全体に可愛くなっている。指人形化されているのは再登場時のもの(二代目と呼ばれたりもする)であると思われる。
「ゴジラの逆襲」(1955)←これが初代
「怪獣総進撃」(1968)
「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」(1972)
「ゴジラ対メガロ」(1973)
「ゴジラ対メカゴジラ」(1974) |
ベビーゴジラ
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卵から孵化したゴジラザウルスの幼態。托卵されていた関係でラドンがゴジラザウルスを護ろうとして戦う。一方のゴジラは同族ということでゴジラザウルスを護ろうとする。そんな中、京都の国立生命科学研究所で生まれたことから孵化したときに立ち会った五条梓を母親として慕っている。大きさは人間の大人程度で攻撃能力はない。また昔のミニラと異なりゴジラの子供というわけではない。
「ゴジラVSメカゴジラ」(1993) |
チタノザウロス
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いかにも怪獣然としているが劇中では「恐竜」とされている。真船博士が自分の研究を認めなかった世間に対する復讐のために送り込んだもので博士が思いのままに操れるように改造されている。超音波に弱い。
「メカゴジラの逆襲」(1975) |
キングシーサー
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沖縄の聖獣シーサーが立ち上がり、ゴジラと共にメカゴジラと戦う。右目で相手の光線を吸収し、左眼から威力を増した光線をプリズムのように跳ね返す。ただし活動時間に制限がある。
「ゴジラ対メカゴジラ」(1974) |
メガロ
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シートピア海底王国の守護神でシートピア王国が地上の核実験で壊滅的被害をうけたため、地上を攻撃するために送り込まれた。ガイガンとタッグを組み、ゴジラ・ジェットジャガーチームとタッグマッチを行う。いかにも悪者のようだが考えてみたら核実験の悲しい被害者である。
「ゴジラ対メガロ」(1973) |
エビラ
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エビそのものという造形だが、ザリガニのような鋏と槍を持っている。水中にゴジラを引き込んで戦うが鋏をもがれて退散する。
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966) |
ゴロザウルス
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アロサウルスの生き残りが怪獣化したものとされる。他の怪獣たちに比べていかにも(昔の再現図のような)恐竜っぽい姿をしている。カンガルーキックが得意。
「キングコングの逆襲」(1967)
「怪獣総進撃」(1968) |
ガバラ
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カエルが核実験の影響を受けて怪獣化したもの。手から電流を流すことができる。ゴジラにはかなわないのでいつもミニラに戦いをいどんでいる。
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969) |
スーパーX
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もともとは首都防衛のために建造された無翼VTOL。移動型核シェルターとしての性格も有しているため、防御力は強いが強力な兵器は搭載されていない。一度はゴジラを沈黙させることに成功するが、復活したゴジラの熱線に耐え切れず崩れ落ちるビル街の下敷きになってしまう。高層ビルを挟んで静かにゴジラと対峙するシーンが有名。 「ゴジラ」(1984) |