「ズートピア」は2016年に公開されたディズニー長編アニメ。主人公は小さいころから警察官を夢見るウサギの少女「ジュディ・ホップス」。彼女は周りの反対も気にせず、努力の末に警察学校を首席で卒業し、ウサギ初の警察官として、ライオンハート市長によって市中心部へ配属される。しかし、待っていた仕事は駐車違反の取締り。職務に不満を感じる中、詐欺師のニックとであう。おりしも発生中の「肉食動物行方不明事件」に対する手がかりをニックが握っていることがわかり、様々な逆境に出会いながらもコンビで事件解決にあたる。 |
ジュディ・ホップス |
アナウサギの女性。立派な警察官を目指し田舎町のバニーバロウから上京してきた、ズートピア初のウサギの新米警察官。24歳でZPDのシティ・センター第1分署に巡査として所属する。故郷では両親と275匹の兄弟姉妹と共に暮らしていた。両親からはジュージューと呼ばれる。どんな仕事でも努力を欠かさない。 |
ニック・ワイルド |
アカギツネの男性。詐欺師仲間のフィニックと手を組み、巨大アイスキャンディーを溶かして大量の小さなアイスとして転売することを生業とする詐欺師で、ズートピアのあらゆる情報に精通する。過去には肉食動物初のジュニアレンジャースカウトの団員になろうとしたが、「キツネは信用に値しない」として誓いの儀式で口輪をはめられるいじめを受け、心に傷を負う。ふとしたことでジュディとともに行方不明事件を追う中で、彼が詐欺師として得てきた知識や経験をジュディに見初められ、警察官になることを勧められる。最終的にキツネ初の警察官となる。 |
クロウハウザー |
チーターの男性。ZPDの受付担当。人当たりが良く、同僚とも仲が良いが、食欲旺盛で大変な肥満体。ドーナツが大好物。歌手のガゼルの大ファン。肉食動物への偏見が強くなった頃には、記録保管係として地下室に左遷されたが、事件解決後は再び受付に復帰することができた。 |
フラッシュ |
ミユビナマケモノの男性。免許センターの職員でニックの親友。ジュディとニックが得たナンバープレート番号を元に自動車の所有者を割り出し情報提供をする。言動から動作まで何もかもスロースペース。 |
レオドア・ライオンハート市長 |
ライオンの男性でズートピア市長。「誰でも何にでもなれる」というズートピアのスローガンを作り、ズートピアが楽園であることの維持を第一に考え、種に関係なく警察官になれるプログラムを立てた。 |
ベルウェザー副市長 |
ヒツジの女性。ズートピア副市長の役職を与えられているが、実態はライオンハートの秘書で、まともな部屋は与えられず、いつも忙しくこき使われている。 |
フィニック |
フェネックの男性ニックの共犯者で相棒だが口が悪い。普段からバンの中で暮らし、「仕事」の時もニックを助手席に乗せ自分が運転している。非常に背が低く、ベビーカーにも問題なく乗れる。ニックの息子だと偽り、ゾウの着ぐるみを着て赤ん坊の真似をしていたが、実際には40代であるらしい。 |