アンパンマンは1973年に発表された「やなせたかし」原作の絵本(当時は「あんぱんまん」でアニメ版とはデザインなども若干異なる)で、1988年にアニメ化されて以来、1500を超えるキャラクターを生み出し続ける大人気作品となった。また、1989年からは劇場版も製作され、ほぼ毎年新作が発表されている。
第19作目となる2007年の劇場版アンパンマンは「シャボン玉のプルン」と「ホラーマンとホラ・ホラコ」の同時上映。メインである「シャボン玉のプルン」はシャボン玉城にすむシャボン玉を作るのがちょっと苦手なプルンが主人公。ばいきんまんに占領されたシャボン玉城を、プルンのシャボン玉で助け出すというストーリー。水野真紀がプルンの声としてゲスト出演している。同時上映の「ホラーマンとホラ・ホラコ」はホラーマンの娘を名乗る「ホラが大好きな少女」が巻き起こす騒動を描いている。ここにはホラコの声として榎本加奈子がゲスト出演している。 |
アンパンマン |
ジャムおじさんが作ったあんパンのたねに、空から降ってきたとても綺麗な命の星が落ち、命が宿って誕生した「正義の味方」。「アンパンチ」という必殺技を持つが、顔が汚れたり濡れたりすると一気に力が無くなる。頭はおなかのすいた人にちぎってあげることができ、欠けた頭はジャムおじさんによって新しいものに取り替えられる。 |
メロンパンナ |
愛の花の蜜から生まれた。得意技は「メロメロパンチ」でたたかれた人はハートマークに包まれて戦意を喪失する。 |
しょくぱんまん |
トースター山という山から生まれたといわれている。普段はしょくぱんまん号で小学校へ給食用の食パンを運ぶ。 |
カレーパンマン |
頭の中には特製のカレーがつまっている。「カレーパンチ」という技があるが口からカレーを吹きつけて相手の目をつぶす技のほうが有名。 |
ドキンちゃん |
バイキン星からやってきた女の子。ばいきんまんの噂をきいてやって来たらしいが詳細は不明。わがままを言ってバイキンマンにいろいろな悪事をさせるが、失敗すると先に逃げ出す。「しょくぱんまん」が大好き。 |
ばいきんまん |
バイキン星からアンパンマンを倒すためにやってきた。アンパンマンを倒すだけでなく食べ物ほしさにお祭りや輸送列車を襲うなど様々な悪事を行う。普段は一人乗りUFOを操るが「もぐりん」をはじめとする様々なメカを作ることもできる。 |
ホラーマン |
ばいきんまんの一味に加わっているが、悪者というわけではなく状況によってはアンパンマンの味方もする。衝撃が加わると体がばらばらになるが、自分で治せるらしい。ドキンちゃんが大好き。 |
ホラ・ホラコ |
2007年の劇場版「ホラーマンとホラ・ホラコ」に登場。 |
プルン |
2007年の劇場版「シャボン玉のプルン」に登場。 |