少女シータはラピュタの手がかりとなる飛行石を伝える家系の末裔。そのラピュタを支配しようとする政府特務機関に捕らえられ飛行船艦ゴリアテで運ばれているところを、海賊ドーラの襲撃にまぎれて地上に落下する。地上ではスラッグ渓谷の鉱山で働きながらラピュタの発見に関して詐欺師の汚名を着せられたまま死んだ父のため、自作の飛行機でラピュタの実在を証明することを夢見るパズーという少年と出会い、ラピュタを巡る冒険の旅へと出ることになる。 |
パズー |
スラッグ渓谷の鉱山で働く見習い機械工で、明るく元気いっぱいで正義感と行動力あふれる13歳位の少年。 |
シータ |
長い黒髪を二本の三つ編みおさげにしている。ラピュタ王家の末裔で、本名はリュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ。 |
ロボット兵 |
ラピュタに配備されていた自律式ロボット兵器。 |
キツネリス |
ラピュタの墓地付近に住む小動物。 |
ポムじいさん |
鉱物に詳しく、鉱石の状態変化を「石たちの声」と称し、廃坑の中をさまよい歩くことを楽しんでいる。 |
ムスカ |
政府から派遣された特務機関の指揮官。階級は大佐。じつはシータの家系と分かれたもう一つのラピュタ王家の末裔、つまり分家筋であり、本名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。 |
ラピュタ |
ラピュタ人が飛行石を用いて建造したとされる空中都市。 |
フラップター |
電流で駆動する人工筋肉を用いて4枚の薄膜状の羽根を高速で動かし、浮上・飛行を行うオーニソプター |
ドーラ |
空中海賊「ドーラ一家」の女頭領で、飛行船・タイガーモス号の船長。ラピュタのお宝を狙っているが、ひょんなことからパズー・シータに肩入れするようになる。 |
シャルル |
ドーラの長男で、30歳。豊かな髭をたくわえた大男 |
ルイ |
ドーラの次男で、25歳。ちょび髭でシータに惚れている。 |
アンリ |
ドーラの三男で、20歳。タイガーモス号の操縦を務めている |