主人公のメアリが、7年に一度しか咲かないといわれる不思議な魔女の花<夜間飛行>や、その汁をあびた箒とともに、エンドア大学などを舞台に大冒険を繰り広げる。原作はイギリスの女性作家メアリー・スチュアートが1971年に発表した「The Little Broomstick(邦訳は「小さな魔法のほうき」:1975)」 |
メアリ・スミス |
この物語の主人公である11歳の少女。好奇心旺盛で天真爛漫。赤毛、青い瞳、そばかすが特徴。シャーロットが住む赤い館に引っ越して来るが、何をしても上手くいかず不満と不安を抱えながら日々を過ごす。ある日、森で夜間飛行を見つけたことからエンドア大学へ迷い込む。 |
ティブ |
赤い館村に住むピーターの飼い猫の1匹。体の色は黒。メアリと共に行動することが多い。 |
ピーター |
赤い館村で新聞配達をする12歳の少年。メアリがついた嘘によってマンブルチュークに捕まり、彼女と共にエンドア大学からの脱出を目指す。 |
シャーロット |
赤い館の主人で、メアリの大叔母。メアリを優しく見守る。 |
ドクター・デイ |
エンドア大学の魔法科学者。大学で変身魔法の研究をしており、マンブルチュークと共に夜間飛行を追い求める。 |
ギブ |
赤い館村に住むピーターの飼い猫の1匹。体の色は灰色。ティブの恋人。 |
フラナガン |
エンドア大学にある箒小屋の番人。ネズミのような姿をしている。マンブルチュークやドクターとは裏腹に、メアリやピーターの危機を救う。 |
マダム・マンブルチューク |
エンドア大学の校長。変身魔法の実験に使用するため、メアリが持つ夜間飛行を追い求める。 |
魔法の箒 |
夜間飛行の汁がついたことで、独りでに動き出し、魔女になったメアリとティブを乗せたまま空高く舞い上がる。 |