この作品は1998年から全52話が放映された。ドールランドの王女(今は追放された母親と人間界に暮らす)である香山リカとドールランドの人形騎士とが、ドールランドからの追っ手に立ち向かう。この人形騎士がドール・リカたちであり、その場に応じて姿を変えることができる。 |
香山リカ |
「テレジア学園」にかよう小学校3年生。音楽家の父とデザイナーの母を持ち、恵まれた環境で育つ。両親から受けた、かわいらしい容姿と、祖母譲りの気品。黙って座っていれば、歴然としたお嬢様なのだが、現代っ子なのでやっぱり元気が有り余った好奇心のかたまり。その正体は「人形の国」ドールランドの未来の女王。生まれたときにドールランドに内紛が起きたため、彼女は七重の手で密かに国から連れ出され、大司浦の町に来た。リカは自分の正体を知らないまま、人間として暮らしているのだ。自分を狙ったさまざまな事件に巻き込まれる内に、衝撃の過去を知ってゆくことになる。 |
高林ダイ |
リカの親友。チャキチャキ下町の悪ガキ代表で、町でも有名な大家族高林家の三男坊。とにかく大家族の中で揉まれているので、少々のことではへこたれない。多少乱雑で口は悪いが、家族構成のおかげで自分より弱いものは決して手を挙げない、正義感の強いところがある。 |
ドール・リカ |
「王」の器を持つものだけが使える3体の守護人形のひとり。「智」を司る。理性、血筋、知性、品性、すべてに通じる3体の中でも一番重要なもの。 |
ドール・イヅミ |
「王」の器を持つものだけが使える3体の守護人形のひとり。「生命」を司る。 |
ドール・イサム |
「王」の器を持つものだけが使える3体の守護人形のひとり。「勇気」を司る。 |