2010年に放映されたプリキュアシリーズ第七弾。前作までとは世界観を一新しているため作品としては5作目となる。また対象年齢層をやや下げる目的からか「花」と「ファッション」がテーマにあげられている。基本ストーリーは以下の通り(Wikipediaより抜粋)。中学2年生の花咲つぼみは、こころの大樹が砂漠の使徒に襲われ、キュアムーンライトが敗れゆく夢を見ながら引越しのトラックに乗っていた。鎌倉から祖母のいる希望ヶ花市に移り住み、私立明堂学園に転校したつぼみは、それを期に内気な自分を変えようとしていた。しかし、強引でマイペースなクラスメイト・来海えりかに振り回されてしまう。新たな環境に戸惑う中、つぼみの前に、夢の中で見たこころの大樹の妖精・シプレとコフレが現れる。それと同時に砂漠の使徒の一人・サソリーナが彼らを追ってきて、えりかのこころの花を奪ってしまう。彼女を救うため、つぼみはプリキュアに変身することを決める。 |
キュアブロッサム/花咲つぼみ |
鎌倉から私立明堂学園に転校してきた中学2年生。14歳。実家は「フラワーショップ花咲」という花屋で、両親と祖母との4人暮らし。花が大好きで、花言葉をよく知っている。将来の夢は植物学者になり世界中にある砂漠を花畑にすること。素直で礼儀正しく、誰に対しても丁寧な口調で話す。同級生にも基本的に「さん」付けで呼ぶが、えりかには嫌がられ、彼女だけは呼び捨てで呼ぶようになった。祖母の薫子が大好きなお婆ちゃん子であり、その影響か時折言葉遣いが古めかしくなることがあったり、四字熟語やことわざを良く知っていたりする。国語(古文)と理科が得意な一方、運動は苦手で高所恐怖症でもある。園芸部希望であったが、えりかの誘いでファッション部にも掛け持ちで所属する。ちなみに祖母の薫子は元プリキュアである。 |
キュアマリン/来海えりか |
私立明堂学園に通う中学2年生。13歳。実家は「フェアリードロップ」というファッションショップ。つぼみとは学園のクラス(2年2組)が同じで、教室の席も実家も隣である。背はつぼみより若干低い。元カリスマモデルだった母の影響でファッションに深い興味を持っており、将来の夢はファッションデザイナー兼スタイリスト。 元気一杯なお節介焼きで、かなりマイペースな性格。その行動力でつぼみを時には強引に引っ張ったり、無神経に思ったことをずばずば口に出して相手を傷つけることもしばしば。常に自分の上を行く姉の存在にコンプレックスを持つ。ファッション部を運営しているが、部員不足により同好会降格寸前になったため、つぼみやクラスメイトを強引に勧誘した。虫が大の苦手 |
キュアサンシャイン |
明堂院 いつきが変身する。私立明堂学園に通う中学2年生の14歳。理事長である厳太郎の孫で、生徒会長を務めている。実家は明堂院流古武道の道場で、家族には他に兄と母がいる。女の子ではあるが、病弱な兄の代わりに明堂院流の跡継ぎとなるため、男装している。一人で敵と戦えんじゃないか、というぐらい強い。 |
キュアムーンライト |
私立明堂学園高等部2年生の月影 ゆりが変身する。先代のプリキュア。以前のダークプリキュアとの戦いに破れ、妖精と変身に必要なプリキュアの種の半分を失い、変身することができなくなっていた。現役のプリキュアに対して時に辛らつな言葉を発することもある。後にこころの大樹などの力でプリキュアの種が修復され、変身が出来るようになった。シリーズ初の高校生プリキュア。 |
シプレ |
プリキュアを探しにやってきた精霊の女の子で、つぼみのパートナー。コフレとそっくりで、装飾品の色がピンクで耳が上に立っているのが特徴。語尾に「ですぅ!」と付けるのが癖。性格はおっとりしているが、つぼみに対してお姉さんを気取る一面も。 |
コフレ |
シプレと共に新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、えりかのパートナー。シプレと瓜二つで、装飾品の色がブルーで耳が横に倒れているのが特徴。一人称は「僕」で語尾に「ですっ!」と付けるのが癖。やんちゃで少し生意気な性格であり、少々子供っぽく、えりかの弟分的な存在。 |
ポプリ |
3の妖精。「こころの大樹」から生まれた赤ちゃんで、いつきのパートナー。シプレとコフレの同族で、妹分のような存在。模様の色はオレンジ。シプレとコフレより体が小さい。金色の羽の形をした耳飾りをつけ、黄色いケープとピンク色のポシェットを身につけている。プリキュアの種はポシェットの中に入っている。語尾に「でしゅ!」と付け、いつきを「いちゅき」と呼ぶなど少し舌足らずな口調でしゃべる。 |