原作者は尾田栄一郎で1977年より週間少年ジャンプで連載が始まった。また1999年にはアニメ放送も始まり劇場版もいくつか制作されている。物語の舞台となるのは、悪魔の実と呼ばれる不思議な果物を食べ、超人的な能力を身につけたものたちが海賊として世界中に存在する世界。主人公のルフィは小さいころに出会った海賊「赤髪のシャンクス」に憧れ、彼からもらった麦わら帽子をみにつけて海賊となる。それぞれに独自の目的をもった仲間たちと旅の途中で出会い、海賊王となるべく航海を続ける。なお「ONE PIECE」とは「ひとつなぎの大秘宝」という意味を持つお宝のことである。 |
ルフィ |
正式な名前は「モンキー・D・ルフィ」。麦わらのルフィとも呼ばれ、麦わらの一味の船長でもある。超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたことで、体中をゴムのように伸ばすことができるようになった。この能力と「後先を考えない行動」によって数々の海賊を打ち負かしてきている。 |
ナミ |
ルフィの仲間で「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」を目標としている。常人ではあるが天候を感じ取る能力に優れ、麦わらの一味では航海士をつとめる。ただ「泥棒猫」と呼ばれるぐらいお金に執着している。 |
ゾロ |
正式な名前は「ロロノア・ゾロ」。ルフィの仲間で「世界一の剣豪」になることを目標としている。両手の二刀に加え、三本目の刀を口にくわえて振るう「三刀流」の使い手だが極度の方向音痴である。 |
サンジ |
料理の腕前は一流で麦わらの一味では料理長をつとめる。オールブルーという海域を見つけるため旅をしている。主に体技をつかって敵と戦うが女性にはめっぽう弱い。 |
ウソップ |
ルフィの仲間で「父のような勇敢なる海の戦士」になることを目標としている。麦わらの一味では狙撃手という扱いだが手先が器用なため、様々な武器の開発や船の修理も担当している。他のメンバーに比べると非力ではあるが知恵をつかって敵と対峙する。ただし、ものすごい嘘つきである。 |
そげキング |
大破したゴーイングメリー号の修復をめぐって行われたルフィとの決闘に敗れ、仲間を抜け出したウソップが仲間のピンチを知って駆けつけたときに扮していた姿。黙って仲間を抜け出した以上、正体を明かすことができずにいたが(といってもほとんどばれていたが)、新しい船で出向する際に素直な感情からルフィたちに謝罪し、再びウソップとして仲間に戻ることができた。 |
トニートニー・チョッパー |
ルフィの仲間で「何でも治せる医者」になることを目標としているトナカイ。「ヒトヒトの実」を食べているため人獣に変型する能力や言葉を話す能力を持っている。 |
ニコ・ロビン |
身体の一部を任意に咲かせることができるハナハナの実の能力者でもある。当初はルフィたちの敵に当たる「バロック・ワークスの副社長」だったが、社長であるクロコダイルの計画がルフィたちの活躍で失敗し失意に打ちひしがれているところをルフィたちに誘われ仲間になる。この世界に点在する特殊な古代文字で歴史を示した石碑、「真の歴史の本文」を知りそれを「ラフテル」へ導く事を目標にしている。 |
フランキー |
ウォーターセブンでルフィたちと出会う。最初は敵対していたが後に和解し共闘する。船大工でルフィたちの新しい船「サウザンドサニー号」を作った人物である。体のほとんどがサイボーグとなっていてその能力を生かして戦う。目標は「仲間と「自分の作った船」で旅に出て、その船が世界の果てまで達するのを見届ける事」。 |
ブルック |
死亡しても一度だけ蘇生できる超人系悪魔の実「ヨミヨミの実」の能力者であり、現在は白骨のアフロヘアという状態でよみがえっている。どんな楽器でも演奏できる才能を持っている。ルフィたちとはスリラーバークで出会い、鯨のラブーンとの再会を果たす為に仲間となった。 |