1999年より全73話が放映された(第一期48話、第二期25話)。ゲームの設定を踏襲したアニメ化であるがゲームの特色である「ファーム」(育成ゲーム)としてではなく、冒険やモンスターバトルが中心になったアニメである。第一期のストーリーを抜粋すると次のようになる。『主人公・佐倉(さくら)ゲンキは、モンスターファームが大好きな小学5年生。彼はモンスターファームのゲーム大会「モンスター甲子園」に出場し、見事優勝。後日、優勝賞品であるシリーズ最新作「モンスターファーム200X」がゲンキのもとに贈られてきた。ゲンキはさっそくゲームを起動させるが、プレイ中に突然テレビの中に吸い込まれてしまう。ゲンキが吸い込まれた先には、モンスターファームに登場するホリィとスエゾーがいた。そこはゲンキが大好きな「モンスターファーム」の世界だった。そこに、ゲームに登場するモンスター、ブラックディノが走ってきた。しかし、どこか様子がおかしい。ゲームでは決してブリーダーを襲わないモンスターが、あろうことか人間に牙を向けてきたのだ。』 |
モッチー |
ゲンキが持ってきたモンスターファーム200Xから生まれてきたモンスター。語尾に「チー」がつく。生まれたばかりなため赤ん坊のように何も知らず、そのため最初は幸せに暮らさせるため老夫婦の所に置いて行かれようとしていた。事実上生みの親となったゲンキのパートナー的な存在となる。 |
スエゾー |
ホリィのパートナーで、ホリィが初めて発見し、誕生させた円盤石に眠っていたモンスター。出身地もホリィと同じで、旅以前からの仲間である。姉御的存在であったピンキーや長老を殺されたことを憎み、ムー打倒とホリィを守りぬくことを誓う。 |
ハム |
元は詐欺師として金を騙し取っていた不良モンスター。ゲンキ達からも金を奪い取ったが、騙して逃げる途中崖に落ち、ライガーに救われたことから逃走に失敗。その後彼等の目的を知って、以前から自分を苦しめてきたワルモンと戦うため、一行に加わる。 |
ライガー |
ノラモングループ「疾風のライガー」を率いるボス。人間によって捨てられたモンスターであり、弟ギンキライガーとともに発足した盗賊団(他のモンスターも捨てられた者ばかり)を拡大させていたが、初めての冬のときにムーによって弟をさらわれる。ムーのことは憎んでいたが、その圧倒的な力に己の無力さを感じ、しばらくは小悪党としてくすぶっていた。その時ムーによりつけられた額の傷がトレードマーク。ワルモンによって仲間を全滅させられてしまったことがキッカケで怒りに燃え、ゲンキ達やムーへの『借り』を返すため、行動を共にする。 |
ゴーレム |
ゴーレムの森に住んでいたモンスター。太古の戦争でロストした円盤石のモニュメントを守っていたが、攻めてきたワルモン軍団によって土地を荒らされ、怒り狂ってゲルを殺してしまったことを悔やみ、守ってきた円盤石やそれらを蘇らせるために一行に加わる。 |
ブラックディノ |
ピクシー配下のワルモン。 |