クレヨン王国という作品は福永令三の原作によるシリーズ。講談社の青い鳥文庫より出版されシリーズは30冊を越えている。タイトルが示すとおり、クレヨン王国という動物やクレヨンたちが暮らす世界を舞台にして、その住民たちや迷い込んでしまった子供たちが繰り広げる冒険を描いている。今回指人形化された「夢のクレヨン王国」は、これらの原作からクレヨン王国の住人だけで展開するストーリーを選び再構成されたもので、1997年から全70話が放映された。公式サイトに記載されているあらすじは下記の通り
『クレヨン王国のシルバー王女は、みんなを和ませる、とびきりの笑顔がすてきな12歳です。だけど、12の悪い癖を持っていて、クレヨン王国のカメレオン総理や12色のクレヨン大臣たちはいつも困っています。
そんなシルバー王女の12歳の誕生パーティーが盛大に開かれました。会場でシルバーは好みのタイプの少年を見つけますが、悪い癖を持つ王女に興味は無いと、相手にされません。むくれるシルバーの傍らで、少年はシルバーの両親である国王、王妃を石に変えてしまいました。このままでは二人は死んでしまいます。シルバーは悪口を言われた少年を捜し、ついでに魔法を解いてもらうため、旅に出る決意をします。』 |
シルバー王女 |
本名はシルバー=マーガレット。銀色の髪で容姿は可愛らしいが、12の悪い癖を持っている。石にされた両親をもとに戻すため、クレヨン王国各地を旅する。武烈(ブレツ)女王に憧れている。12の悪い癖と一言多いことが災いしてなにかと酷い目にあっている。普段は非常にワガママで困った性格だが、仲間や天使が命の危機に晒された時は涙を流す優しさと、助ける為に直向になれる愛情を持っている。 |
謎の少年 |
最初の頃はシルバー王女に死神と思われ、その行方を追われていた。後に、かつて武烈女王と共に死神を倒したクラウス公爵の子孫という事が判明し、旅に同行する。本名はクラウド。 |
アラエッサ |
王女の護衛として旅に同行したニワトリ。照れ屋で理屈っぽい。クレヨン城の門番をやっていた。 |
ストンストン |
王女の側近として旅に同行したブタ。食いしん坊で料理も得意。 |
カメレオン総理 |
クレヨン王国の総理大臣。死神編では石になった王と王妃の代わりに城を守っていた。 |
トモロコフスキー |
トウモロコシの精。12人の中で一番大きい。気取り屋の女好きで、どこでもナンパしている。 |
ピンク大臣 |
3月を担当する大臣。シノラーみたいな女のコ。 |
黒大臣 |
5月を担当する大臣。「ウィ!」「ノンノン」とフランス語で話すキザ男 |
赤大臣 |
10月を担当する大臣。 |
キャーベッタ |
キャベツの精。オシャレ好きで女優を目指している。 |
レンコポッチ |
ゴマータの次に小さいレンコンの精。病弱でネガティブな性格。 |