原作は高橋留美子。週間少年サンデーで1996年から2008年にかけて長期連載された。アニメでは2000年から放映が始まり、劇場版も2009年現在で4作が製作されている。この物語は不思議な井戸を通って戦国時代に迷い込んだ少女「かごめ」と妖怪と人間のハーフである「犬夜叉」との出会いに始まり、宝玉「四魂の玉」を巡る「奈落」との争いを描く。 |
犬夜叉 |
人間である母と、妖怪である父の間に生まれた少年、人間でも妖怪でも無い半妖である。口調はきつく暴れん坊だが、根は優しい。素手でも妖怪を倒すことが出来るが、最大の武器は朽ち果てた父親の体内で見つけた「妖刀鉄砕牙」。 |
日暮かごめ |
犬夜叉と心を通わせていた巫女「桔梗」の生まれ変わりで、体内に四魂の玉を持っていた現代の神社に住む中学生(スタイルはまるで高校生だが…)。15歳の誕生日に、神社内の祠にある骨喰いの井戸から妖怪・百足上臈に引きずり込まれて戦国時代に来て、成り行きで犬夜叉の封印を解いてしまう。その後、妖怪を退治しようとして誤って四魂の玉を粉砕、そのかけらを日本中に散らしてしまったことから、彼女の戦国時代での生活が始まる。 |
珊瑚 |
妖怪退治を生業とする妖怪退治屋の少女。退治屋の里では一番の手練れと言われる程の腕前を持つ。16歳。奈落の陰謀により父と弟を殺され、里も滅ぼされた後、奈落に騙されて犬夜叉を仇と狙うが、やがて真相に気付き、仇を討つ為、犬夜叉の仲間に加わる。 |
弥勒 |
美形だが、女たらしな不良法師。こう見えても18歳。かなりの戦闘能力を有しており錫杖で犬夜叉と互角に打ち合うこともできる。最大の武器は「右手の平にある風穴」でどのようなものでも吸い込んでしまうが、これは奈落の呪いによって穿たれたもので、年々大きくなり吸う力も増し、いずれは自分自身をも吸い込み死んでしまうという諸刃の剣でもある。 |
七宝 |
子狐妖怪。父親の仇である雷獣兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間になった。体重は4kg、人間換算年齢は7歳。可愛らしい姿の子供だが性格は少しませており、犬夜叉に余計な事を言ってはいつも殴られている。狐火や様々なものに変身できる他、狐妖術(幻術)を使うが、こけおどし程度にしかならない。 |