核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、水と食料といった残された資源をめぐって争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年が舞台。暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクション。物語中盤になり、ラオウという最大のライバルが登場して物語は佳境を迎える。このラオウというキャラクターは本編ではケンシロウに敗れるものの、後年になってラオウを主人公としたOVAが作成されるなど、その人気は根強い。 |
ケンシロウ |
一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の正統伝承者。胸に北斗七星をかたどった傷跡がある。 |
トキ< |
北斗の次兄で北斗神拳継承者候補の一人。被曝により継承者の道を断念するが、北斗神拳を医療の道に役立てようとする。 |
ラオウ |
北斗の長兄で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウとの継承者指名争いに敗れた後は“拳王”と名乗り、恐怖を以て世を支配し、世紀末に天の覇者を目指す。 |
ジャギ |
北斗の三男で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウが継承者に決定した後は、その名を騙って暴虐の限りを尽くす。 |