2004年からNHKで放映が開始された約7分のアニメーション。リリーフランキーの原作によるものである。舞台は東京タワーの近くにある普通のおでんの屋台。純朴な「おじさん」がおいしいおでんを用意して、社会に疲れた人々をむかえているのだが、実はおでんのなべの中には「おでんの妖精」たちが暮らしている。おでんの妖精たちは「おでん村」でそれぞれに生活しながら、時にはおでんとして摘み上げられ、疲れた人々の心を癒す。「なんでも知ってるつもりでも、ほんとは知らないことがたくさんあるんだよ」の台詞で始まるが、うーーん、奥が深い言葉だ。 |
おでんくん |
正義感が強くかつ情に厚い。その一方でさびしがりやさん。お母さんに会えることを夢見続けている。さまざまな能力、アイテムを持っているが、その能力を自分のために使うことはできない。 |
たまごちゃん |
マドンナ的存在。おでん村に咲いた一輪の花。カマトトっぽいところもあるが、異性にとってはチャーミングな存在。 |
ガングロたまごちゃん |
売れ行き抜群・人気のたまごちゃんのように売れないのですっかり煮詰まっている。たまごちゃんにジェラシーとライバル心を抱いている。 |
だいこん先生 |
おでん村の重鎮。説教臭い面もあるが、やはり年の功か含蓄のある心に響く発言も多い。 |
ジャガー |
おでん村のみんなを困らせてばかりいるガキ大将。オナラのくささがすごい。 |
おじさん |
自分のひいているおでん屋台の鍋のなかに、おでん村が存在していることに気づいていない。 |
ペロ |
おじさんが飼っている犬。唯一、おでん村の存在を知っている。 |
神様 |
たまにおでん村に現れるがいつもたいしたことはしない。 |